フリーダイビング(アプネア)は一息でどこまで潜れるかを競い合うスポーツです。

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フリーダイビング

フリーダイビング

フリーダイビングとは

フリーダイビングは、息を止めたままで、深度や距離、時間を競うダイビング競技のことをさし、別名「アプネア」とも呼ばれています。

1990年代にグランブルーと言う映画でフリーダイビングは一躍有名になりましたが、ヨーロッパでは半世紀以上前から盛んにおこなわれています。

人は一息でどこまで深海へ潜ることができるのか、どれだけ息を止めていられるのか、水中をどれだけ自由に長く、美しく泳ぐことができるのかを競い合うスポーツ、それがフリーダイビングです。

フリーダイビング

シュノーケリング・スキンダイビングとの違いは?

基本的には、行うことは一緒です。
にマスクとシュノーケル、足にフィンを装着して水面を遊泳することが「シュノーケリング」。その状態で息を止めて潜ることが「スキンダイビング」。

「フリーダイビング」との大きな違いは、「シュノーケリング」や「スキンダイビング」は海で遊泳することが目的の”レジャーアクティビティ”であることに対し、フリーダイビングは限られた環境、定められたルールの中で自身の潜水能力、閉塞能力を最大限に発揮し、より長く、より深く潜れることを競い合う”競技・スポーツ”であることです。

フリーダイビング

フリーダイビングの競技種目

プール開催競技

  • スタティック アプネア(STA)
    スタティック アプネア(STA)
    フリーダイビングの代表的種目。気道を水中に沈めた状態=呼吸を止めた状態をどれだけ長く維持出来るかを競う。一般的に水面にうつぶせに浮いた状態で行われる。体の動作による酸素消費を抑えるために、競技中選手は殆ど動かない。気持ちのコントロールも競技結果に大きな影響を与える。
  • ダイナミックアプネアウィズフィン(DYN)
    ダイナミックアプネアウィズフィン(DYN)
    フィンを装着して、プールを水平方向に潜水し、その距離を競う競技。足ひれと手のかき動作以外から推進力を得てはいけません。
  • ダイナミック ウィズアウトフィン (DNF)
    ダイナミック ウィズアウトフィン (DNF)
    フィンを使わずに、自身の泳力だけで水平方向に潜水できる距離を競います。

海開催競技

  • コンスタントウェイト ウィズフィン(CWT)
    コンスタントウェイト ウィズフィン(CWT)
    フリーダイビングの代表的種目。フィンを履いて一息で垂直方向に潜っていける距離を競います。足ひれと手のかき動作以外から推進力を得るのは禁止。ウエイトを装着することは可能ですが、潜行時と浮上時で重さが異なってはいけません。
  • コンスタントウェイト ウィズアウトフィン(CNF)
    コンスタントウェイト ウィズアウトフィン(CNF)
    推進力のあるフィンを使わず裸足で一息で垂直方向にどれだけ潜っていけるかを競う競技。殆どの選手が平泳ぎのスタイルで潜降していきます。
  • フリーイマージョン (FIM)
    フリーイマージョン (FIM)
    フィンを使わず、一呼吸で水底へつながる潜降ローブをゆっくり手繰りながら、垂直に潜れる深度を競う競技。

日本では開催されていない競技

  • ヴァリアブルウェイト(VWT)
    ヴァリアブルウェイト(VWT)
    降用のおもりを使用し、一呼吸で垂直に潜れる深度を競う競技。浮上は潜降ロープを手繰りながらフィンを使用し自力で浮上する。
  • ノーリミッツ (NLT)
    ノーリミッツ (NLT)
    降用のおもりを使用し、一呼吸で垂直に潜れる深度を競う競技。浮上に浮力体を使用できる。映画グランブルーの主人公ジャック・マイヨールはこの競技で105mの深さに到達している。この競技は体を動かす必要が最も少ないので酸素消費量が少なく、最も深く潜れる。

フリーダイビングに必要な道具はどんなものがあるの?

  • フリーダイビング用マスク
    マスク
    フリーダイビング用のマスクは、ダイビングやシュノーケリング用のマスクと比べると、内容積が小さくできています。また、水の抵抗が少なくなるよう、フレームやバックルが小型になっているものが多いです。

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  • フリーダイビング用シュノーケル
    シュノーケル
    フリーダイビングでは、弁のついていないシンプルなシュノーケルがおすすめです。



  • フリーダイビング用ロングフィン
    ロングフィン
    ロングフィンにはプラスチック製・グラスファイバー製、カーボン製など種類があります。潜り方によって、使い分けが大切ですが、フリーダイビングの競技で必要な場合は、カーボン製がおすすめです。

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  • フリーダイビング用モノフィン
    モノフィン
    イルカのしっぽのような形をしたフィン。スノーボードのように両足ではきます。素材の違いで推進力に差が出るので、自分の脚力に合ったフィンを選びましょう。
  • フリーダイビングモード搭載ダイブコンピュータ
    ダイブコンピュータ
    水深や潜水時間を見るためにダイブコンピュータを使用します。スキューバダイビング用の全てのダイブコンピュータにフリーダイビングモードが付いますので、電池式、充電式など、ご自分に一番合ったものを選びましょう。

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  • フリーダイビング用ウエイトベルト
    ウエイトベルト
    おもりを付けて腰に巻くベルトです。フリーダイビングでは水深が深くなり、水圧の影響を受けた時にウエイトが滑り落ちやすくなるので、ウエットスーツと密着性のあるゴム製のベルトがおすすめです。

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  • フリーダイビング用メッシュバッグ
    メッシュバッグ
    濡れた器材を収納するメッシュバッグ。ロングフィンが収納できる95cm以上のメッシュバッグも増えています。バッグに排水弁の付いたもの、リュックのような形状のものもあります。

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  • フリーダイビング用バッグ
    フィンバッグ
    ロングフィンを収納できるバッグ。ロングフィンのみでなく、マスクやシュノーケルなども入れられるポケットを装備したものもあります。

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  • フリーダイビング用ウエットスーツ
    ウエットスーツ
    水中で全身を保温・保護するウエットスーツ。呼吸をおさえるために体の動きを少なくするため、体温の低下を防ぎます。フルオーダーメイドが必須です。オーダーは各店舗にて。

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フリーダイビングは泳ぎが苦手でも始められる!

全く泳ぐことができない方でも、プールでの「スタティックアプネア」と、海の「フリーイマ―ジョン」は行うことができます。

また、3点セットさえ不自由なく使えれば、どんな方でもフリーダイビングの種目には挑戦可能です!高齢の方でも重いタンクを背負ったり、激しく動いたりしないので始めることができます。実は高齢の方ほど、生きこらえが上手いという見解も…。

現在の日本でもフリーダイバーの平均年齢はなんと40代!世界的には50歳を過ぎてから世界記録を更新される選手も少なくありません。耳抜きに苦手意識のある方でも、プールの種目は勿論、ロープをつかんでっクリ潜ることのできる「フリーイマ―ジョン」は気軽に楽しむことができます。

フリーダイビングはプールで行う競技もある

フリーダイビングを始めるには

水さえあればどこでも始められるように感じるフリーダイビングですが、正しい知識を持たないままでの練習は危険を伴います。フリーダイビングを始める際は必ず、近所のスポーツクラブのプールではなく、フリーダイビングのスクールやトレーニングを行っている団体、ショップに行ってみましょう。

「フリーダイビング」は一人では行えず、バディシステムが基本となります。専門知識を持ったサポートしてくれる橋がいて初めて正しい練習が成り立ちます。

プールで行える種目は足の着くプールで練習できます。自身の泳ぐごーむを改善したり、息堪えの時間を延ばす呼吸トレーニングなどを行います。

プールで息堪えの練習

基本的にどのスポーツでもそうですが、大きく記録を伸ばそうとせずに基本からコツコツと経験を積んでいけば、必ず記録が伸びるものです。

海で行う種目は5m程度のダイビングプールや、波のない穏やかなオープンウォーターで練習します。プール種目と同様、いきなり大記録を狙うのではなく自分の限界を超え内容に無理せず、ゆっくりと記録を伸ばしていくことが上達の秘訣です。

海でフリーダイビングの練習

フリーダイビングの世界記録ってどのくらい?

最もシンプルな競技種目「スタティックアプネア」。脱力した状態で水面にうつ伏せに浮かび、閉塞時間の長さを1秒単位で競うこの種目では協議中に酸素を消費することを極力抑えるため、身体の動きは一切ありません。身体的な能力に加え、心理的なコントロールが大きく影響する種目。誰にでも簡単にできますが、一番奥の深い種目と言えます。世界記録はなんと11分35秒。

また、海の人気種目「コンスタントウェイトウィズフィン」。この種目はフィンを履き、水底へ繋がる潜降ロープに沿って垂直に潜れる深度を1m単位で競う。息継ぎなしでゆったりと美しく深海へ潜っていく姿は人魚そのもの。フリーダイビングの魅力を余すことなく感じられる花形種目と言えます。

現在の世界記録保持者(男子・2017年)はマイナス129mの深海から帰還を果たしています。また、女子では日本の廣瀬花子さんが106m(2018年)で世界記録を樹立しました。

フリーダイビング世界記録


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