ウエットスーツの選び方
ウエットスーツを選ぶ6つのポイント
1.フィット感・ファスナー
ウエットスーツはフィット感が命。体とスーツの間に無駄な空間があるとそこに水が溜まり保温性が下がります。フィット感が良くなると暖かさは確保できますが着脱が大変になりがち。そのため着脱をスムースにするためにファスナー有無、位置や長さも重要なポイントになります。浸水防止のファスナーを使用したセミドライスーツもあります。
2.生地の厚み
生地の厚みは保温性に大きくかかわります。ダイビングにおいてオールマイティに着用できて汎用性があるのは5mm。水温の高い南国リゾートでは3mm。寒い海では「ロクハン」と呼ばれる6.5mmを使用します。潜る環境に応じて生地の厚みを選びましょう。
3.裏生地の違い
ウエットスーツは表生地より裏生地が重要。主流なのは3種類あり、ジャージ、スキン、裏起毛があります。一般的で価格が安めなのはジャージ。スキンはゴム製で肌に密着して暖かさを保ちますが着脱し辛さや生地の切れやすさなどが気になります。それに対して裏起毛は中に空気層を作ることで温かさを保ち着脱もしやすくなっています。チタンコーティングを施すことで蓄熱効果を高めている生地も人気です。
4.スーツスタイル
スーツにはいくつかバリエーションがあるので自身の好みに合わせて選びましょう。
5.既製かオーダーか
ウエットスーツはフィット感が命。既製とオーダーでは自分のサイズに合わせて作れるオーダーの方が動きやすく、それでいて保温性が高いスーツになります。既製品のメリットはサイズを選んで販売されている商品を購入するだけなので、すぐに使用できることです。それに対してオーダーは制作する期間が必要ですが、デザインやカラーリングなど選べるため、お気に入りの一着を用意することが出来ます。
6.メンテナンス
ウエットスーツはデリケートな素材(ネオプレンゴム)で出来ています。日々のお手入れがウエットスーツの劣化を防ぎ長持ちさせるので、ご使用後はすぐに水洗いし乾燥させてください。
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既製ウエットスーツを選ぶとき、Mサイズにするか、MLサイズにするかと迷ってしまう場合がありますよね。