スキューバダイビング(以下ダイビング)をやってみたい!そう思っていても「どうやったらできるの?」「いくらかかるの?」など分からないことが多く、中々行動に移せない方が多いのではないでしょうか。そんな方のために、このページではダイビングの始め方・楽しみ方・必要な基本知識をご紹介いたします。ダイビングを始めたことにより人生がさらに楽しくなったという方がたくさんいらっしゃいます。ダイビングについて疑問を減らし、ダイビングについて知識を身につけ、ぜひあなたの人生にダイビングを!ぜひダイビングに挑戦してみてください。
他にもいっぱいあるけど、大きくはこの3つ!
ダイビングは非日常空間を楽しめるマリンアクティビティ。無重力の感覚・綺麗なブルーの世界・カラフルな生物・心地良い波の音や「コポコポ・・」といった水中音などなど、癒され要素が満載!体の緊張が取れ、リラックスでき、とにかく癒されます。
ダイビングを楽しむ場所は基本「海」。開放的でなんでも楽しく感じちゃう海の力に、子どもはもちろん、大人もいつも大はしゃぎです。ダイビングの間にある休憩時間やご飯タイム、移動タイムも場所が海ということで全て遊びの時間に様変わり。ダイビングを行う場所も魅力の一つです。
「綺麗な景色」や「生き物」、「ワクワクする地形」、ダイビングを通して共通の趣味を分かち合える「人」との出会い、などなど、ダイビングを通してたくさんの出会いが待っています。特に人の出会いは、ダイビング以外にも繋がり、共通の趣味を持つ友達ができることで人生がさらに楽しくなります。友人と中々休みが合わず、休日を持て余してる方などは、ぜひダイビングを始めてみてください。ダイビングはひとりで始める方が8割、だからこそダイビングで一緒になった時に、自然に仲良くなることができます。
実際にダイビングをやりたい!と思っても、どう始めたらいいかわからない方に、ダイビングの始め方をご紹介いたします。
ダイビングを楽しむには「ライセンス(Cカード)」の取得が必要です。ダイビングライセンス(Cカード)は最短2〜3日ほどあれば取得が可能で、一度取得すれば一生使えるものです。
ダイビングのライセンスは最短2〜3日で取得できるものですが、その日数もかけずにお試しで潜ってみたいという方のために体験ダイビングもあります。体験ダイビングはお試し要素が高く、通常ダイビング1本40分〜50分ほどの所要時間で初級ダイビングライセンスで潜れる深度15〜18mなのに比べ、体験ダイビング所要時間15分程度・深度は6mまでしか潜ることができません。ただし体験は、予習など不要で行ってすぐ潜ることができるため、旅行先でお試しで楽しむ分には有効です。
わかりやすいようにライセンスと呼ばれることが多いですが、ダイビングライセンス取得講習を受けて発行されるカードの正式な名称は「Cカード」と言います。「Cカード」は民間のダイビング指導団体が発行している認定証でcertification Cardの略です。このCカードは有効期限等がないため、一度取得すれば一生使うことができます。
Cカードを発行しているのは民間の指導団体なので1つだけではありません。沢山の指導団体がありたくさんの種類のCカードが存在しています。そうなると、一体どの指導団体の発行するCカードを取得すればいいの?となりますよね。どこに指導団体にするか悩んだ時に、オススメの選び方として1つあるのは「認知度が高い指導団体のものを選ぶ」という考え方があります。どこの指導団体も安全にダイビングを楽しむために必要なスキルを身につけるためのカリキュラムを組んでいますが、さあ潜ろうとなった時に提示したCカードがあまり認知されていない指導団体のものだった場合、スキルを認められず潜らせてもらえない場合があります。なので認知度と信頼性が高い指導団体を選ぶというのはオススメの選び方です。
ここでおすすめしているのは「PADI(パディ)」という指導団体が発行するCカードです。ダイバーのうち7割はPADIであるくらいにシェア率・認知度・信頼性が高い指導団体なので、世界中どこの海に行ってもダイビングを楽しむことができます。
車の免許書に普通免許AT限定、普通免許MT、中型免許、大型免許etcと種類があるように、ダイビングライセンス(Cカード)にも、スキルレベルによってランクが分かれています。一番最初に取得できるライセンスはオープン・ウォーター・ダイバーという名前が付いている場合が多く、このライセンスから取得し始めるのが一般的です。ダイビングCカードは階段のように1つ1つステップアップしながら上のライセンスを取っていきます。どこまでとるかは、どんなダイビングを楽しみたいか・どこまでのスキルを身に付けたいかで選びましょう。
PADIのCカードを取得し、ダイバーデビューをする場合、一番最初に取得できるCカードは2種類あります。1つは【スクーバ・ダイバー・コース】一番短時間・低コストで取得できるCカードです。潜れる最大深度は12mまで、また潜る時はPADIプロフェッショナルの資格をもったものが一緒でなくては潜れないという条件がつきます。2つめは【オープン・ウォーター・ダイバーコース】と言われるCカードで、このコースからスタートするのが一番おすすめです。潜れる最大深度は18mまで、 オープンウォーターダイバー以上のダイバー同士でバディ(2名1組)を組んでダイビング楽しむことができます。スクーバ・ダイバーと比べても講習にかかる日数はさほど変わりません。また、ランクをあげたい、スキルアップしたいとなった場合は、スクーバダイバーからオープンウォーターのライセンスに追加講習を受けてスキルアップする必要があります。よって取るのであればオープン・ウォーター・ダイバーからスタートするのが後々を考えるとおすすめです。
スクーバ・ダイバー | オープン・ウォーター・ダイバー | |
コースの特徴 | 講習内容はオープン・ウォーター・ダイバーの2/3の内容なのでゆったり時間を使ってCカードを取得出来ます。 ただし潜れる最大深度はオープン・ウォーター・ダイバーより浅く、ダイビングする際は必ずPADIプロフェッショナルダイバー監督のもとでなくてはなりません。 |
もっともポピュラーなダイビングCカードを、最短3日(学科を除く)で取得できるコースです! これさえ持っていれば、受けたトレーニングと経験の範囲内でバディと一緒に世界中の海を潜ることが出来ます。 |
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最短受講日数 | 2日間 (学科を除く) | 3日間 (学科を除く) |
講習料金 |
¥51,500(税込) |
¥74,500(税込) |
カード取得後 | 最大深度12mまで潜れる。 | 最大深度18mまで潜れる。 |
インストラクターなどのPADIプロフェッショナルダイバー監督のもとダイビングを楽しむ事ができます。 | PADI オープン・ウォーター・ダイバー以上のCカード取得者同士でダイビングを楽しむ事ができます。 | |
学科講習内容 | PADIオープン・ウォーター・ダイバー知識の開発第一章~第三章まで受講すると修了。 ※mic21ではPADIスクーバ・ダイバーコースも学科は5章まで行います。 |
PADIオープン・ウォーター・ダイバー知識の開発第一章~第五章まで受講すると修了。 |
限定水域講習内容 | PADIオープンウォーターダイバー・プールダイブ(1)~(3)まで受講すると修了。 |
PADIオープンウォーターダイバー・プールダイブ(1)~(5)まで受講すると修了。 |
海洋実習内容 | PADIオープンウォーターダイバー・ダイブ(1)~(2)まで受講すると修了。 |
PADIオープン・ウォーター・ダイバー・ダイブ(1)~(4)まで受講すると修了。 |
取得するCカードを決めたら、実際にお申し込みし受講しましょう。申し込みから受講、Cカード取得までの流れを簡単に紹介いたします。
① まずはお近くのmic21へ!お店で講習についての説明を聞きましょう。講習について説明を受け、内容に納得してからお申し込み手続きに移ってください。
② お申し込みを決めたら、申込み必要書類がありますのでそちらにご記入後、お支払いの手続きを行いましょう。お支払いは現金・クレジットカード・デビットカード振込のご利用が可能です。
③ 次に一番初めに行う「学科講習」の予定を決めましょう。「限定水域(プールまたは浅瀬の海)講習」や「海洋実習」をいつ行いたいかも一緒に相談しておくと講習終了までのイメージがしやすくなります。
お申し込みの際、渡された自宅学習教材を講習日までに目を通してください。
各章の練習問題を解いて下さい。学科講習は、練習問題の答え合わせを行いながら進めていきます。
※ 指定された範囲の事前学習(練習問題の書き込み)を行わないと、学科講習を受講できません。
事前学習の問題の答え合わせをしながら、水中環境の特殊性や水圧が人体へ及ぼす影響など、安全にダイビングを楽しむための基礎知識についてのレクチャーを受けます。OWコースの場合は、最後に学科テストがあります。テスト内容は講習をきちんと受けていれば誰でも合格できる内容なのでご安心を!(SDコースは最後のテストがありません。)
限定水域(プールや海の浅瀬)で、ダイビングの基本スキルを練習します。
陸上で器材のセッティング方法や使い方を覚えたら、足の着く浅瀬で器材の使い方を実践。最後には3~5mの深さに潜って、圧力を受けた鼓膜を元に戻す「耳抜き」や、水中で浮力を操る「中性浮力」などのスキルにも挑戦します。水中で呼吸できるのはとても新鮮な感覚で感動ものです。
※ 沖縄那覇店ではプールでの講習ではなく、海の浅瀬で行います。
限定水域講習で練習したダイビングスキルを、実際の海で復習しながら身につけます。海水は淡水より浮力が大きかったり、海には波や流れがあったりと、より応用技術が必要となるのでインストラクターの指示に従いながら実践しましょう。一通り練習して問題が無ければ水中ツアーに出発!コースや深度に対応しながら、独特の浮遊感や生物観察を楽しみましょう。
海洋実習が終了すれば、晴れてダイバーの仲間入りです!
ライセンス(Cカード)が取れた後は、さらに上の講習を受講してスキルアップをはかったり、今持っているライセンス(Cカード)で潜れるポイントでダイビングを楽しむことができます。ただ楽しむことを目的に潜ることを「ファンダイビング」といい、ファンダイビングを楽しむには各ダイビングショップが開催しているダイビングツアーに参加したり、個人旅行で訪れる先にある現地ダイビングショップにダイビングを予約し、楽しむ方法があります。自身にあった方法でダイビングを楽しみましょう。
オープン・ウォーター・コースを受講した後は、アドヴァンスドコース・レスキューコース・ダイブマスターとステップアップできる講習があります。これらの講習を受けることで様々な環境下の海や深さで潜ることができるようになります。
ダイバーになってダイビング経験を積んでいくと、「中性浮力をうまくとれるようになりたい」「水中写真を撮影してみたい」など、ドンドンやりたいことが増えていくと思います。ダイビングの遊びの幅を広げ、もっと海を楽しむために必要な知識や技術を習得できる講習が「スペシャリティ・コース」。それをコンプリートしていく楽しみ方もあります。 スペシャルティコースについてこちら
行先は海外・国内と様々。ツアーは団体行動のため、ダイビング以外の観光やイベントも参加メンバーと一緒に楽しみます。お一人様で参加される方も多く、新しい出会い、友達作りにも最適!ダイビングを楽しみつつ、その他の時間もみんなでわいわい楽しめるのが魅力です。mic21の各店舗(石垣店・宮古店を除く)でお申し込みできます。
ファンダイビングツアーページはこちら ▶
ダイビング以外は自分のペースで観光したり過ごしたいという場合は、ダイビングの手配だけをショップに依頼するのがおすすめです。 手配(予約)を行っておけば当日現地の集合場所に訪れるだけ、ダイビングが終わればあとは解散。旅行にプラスワンでダイビングを楽しむことができます。
ダイビングと言うと南国リゾート地を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。ダイビングに適した海外の海はグアム・サイパン・タイ・フィリピン・メキシコなどなとたくさんありますが、実は国内でもたくさんのダイビングが楽しるポイントがあります。日本は島国なので比較的全国どこでもダイビングを楽しむことができます。お住いのところから車で1〜2時間で潜れるポイントもたくさんあります。ダイビングは特別な場所例えば海外などに行かないとできないのではと思うかが多いと思いますが、毎週通って楽しむこともできるぐらいに身近に楽しめるマリンレジャーなのです。その中でもダイビングポイントが豊富で人気な地域は静岡県伊豆、和歌山県紀伊半島、世界的に見ても抜群に綺麗な沖縄です。 ぜひ色んな海を楽しんでみてくださいね。
ダイビングにご興味があればまずはお気軽に無料講習会をご利用ください。ダイビングやライセンス取得講習について詳しく説明させていただきます。気になることはなんでもご質問ください。不明点を無くし、ご受講の気持ちが決まれば、お申し込み手続きをご案内いたします。